タスマニア島では青白い光を放つ夜のビーチが見られる日があります。いつでも見られるわけではないのですが、その夜光虫が見られるビーチはオーロラが見られるビーチと重なるところがほとんどです。そんな日を見逃さないための必要情報をそろえてみました。
青白い光のビーチをホバートに滞在しながらレンタカーで撮影スポットに駆け付けるための現地情報
1、青白い光のビーチとは何か?その撮影方法とは
青白く光り輝くビーチの正体は海洋性プランクトンである夜光虫=Bioluminescenceがまとまって発生しているからです。
世界中でも見られるのですが、オーストラリアでは特にタスマニア島でよく見られるため、その発生した時の写真がよくメディアにも取り上げられ、そしてそれにまつわる情報もタスマニア島では入手しやすいところです。
夜光虫;Bioluminescenceとは
夜光虫;Bioluminescenceは
海洋性のプランクトンで、日中は赤潮と呼ばれるようにピンクから薄い赤色で見られるのですが、夜に波や岩などが投げ入れられたりして動かされたり、叩かれたりすると鮮やかな蛍光色ブルーに光り輝きます。
そのためシー・スパークル;Sea Sparkle/Noctilucaと一般的には呼ばれています。
逆に、夜に動かされずに溜まっていれば乳白色であるため、暗がりの中ではそれが夜光虫であることに気づかれないことの方が多いのです。
通常日本の海岸でも海水上昇時に現れるのが多いのですが、タスマニア島ではホバート周辺でなくても冬季でも見られます。
シー・スパークル/夜光虫のこと、その撮影方法まで分かるサイトページ;The Definitive Guide How-to Find and Photograph Sea Sparkle
タスマニア・ジオグラフィックの時別ページでタスマニアでのシー・スパークルがどこで、いつ見られて、そしてそのカメラの設定、撮影方法まで分かります。
2、シー・スパークル/夜光虫が現れた場所がライブでわかるフェイスブック公開グループ
ホバートにやってきて、夜光虫が現れるのがどこか地元の人に聞くのが一番信用出来て、確実な情報になると思いますが、その夜光虫が現れる場所や現れた時の生の情報をホバート在住の人達が中心となってフェイスブックの公開グループを作っています。このグループの情報をいつも見ておけば行動も無駄なく起こせるでしょう。
このフェイスブックグループメンバーがUPしているオーロラとシースパークルと銀河が昇ってくるのをタイムラップでまとめてとらえた映像
Trifecta from James Stone on Vimeo.
同じく、グループメンバーがEaglehawk Neck(ホバートからレンタカーでポートアーサー方面に1時間15分ほどの向かったTessellated Pavementで有名なビーチ、オーロラ撮影スポットとしても人気)で撮られた公開写真(2020年7月9日投稿)